みんなで東北地方太平洋沖大震災で
被災された方々に援助の手を差し伸べよう
兵庫県保険医協会 理事長 池内春樹
会員のみなさま
すでにご存知のように東日本大震災はマグニチュード9と未曾有の規模で10メートルを超えるところもあった大きな津波を伴い、美しい三陸のリアス式海岸の人々を一瞬の内に飲み込みました。高台に逃れた人々は50万人を超えています。福島県では海沿いの原子力発電所の原子炉の冷却がうまくいかず炉心溶融の心配があり、ここでも多くの方々が避難されています。阪神・淡路大震災の直下型とは違い、救出や復興には更に大きな援助が必要です。保団連では支援本部を立ち上げ、医薬品等を携えての現地支援をすすめています。国際社会からも、救援隊が続々現地へ入っています。今こそ阪神・淡路大震災を経験した兵庫県から、連帯と共生の心を込めた援助の手を被災された皆様に差し伸べようではありませんか。