保団連の岩手県保険医協会支援隊として、兵庫協会事務局・足立をはじめ、青森、東京、石川の各協会から4人が5月16日(月)、岩手協会に到着した。
最初に岩手協会から、全985会員医療期間のうち津波被害が甚大であった県沿岸部を中心に全半壊約60件、一部損壊は100件、また、会員のうち死者・行方不明者8人との被災状況報告があった。
今回は、被災状況の確認が取れていない県内陸部(北上市、花巻市)の約80件を会員訪問し、被災状況を確認のうえお見舞金を渡し、要望を伺う。
この間、岩手協会には会員から、①被災患者の窓口負担免除などの保険請求上の取り扱い、②施設、医療機器の補修のための資金確保など問い合わせが寄せられている。訪問時には合わせて上記2点についての情報提供と震災特別融資へのニーズも把握する予定 。