2011年4月8日金曜日

(4/7)保団連支援隊 宮城・石巻市を会員訪問

行動日時と場所:4月7日(木)宮城県石巻市
行動参加者;高橋理事(宮城協会)、住江会長、原(大阪)
神藤(栃木)、伊藤(愛知)、小川(愛知)、里村(保団連)

4月7日、支援隊の4名は、宮城協会の高橋理事、住江先生と大阪の原さんを乗せて、石巻へ。石巻診療所の矢崎先生の診療所に車を置いて、2手に分かれて、石巻市内の37会員医療機関を訪問した。
住江先生と原さんは、石巻市内の避難所等をまわり、会員訪問も2件していただいた。
【行動参加者からの報告概要】
これまでは目の前のがれきを片付けるのに必死だったが、一息ついたところで今後への不安が大きくなっている様子。再開に要する資金と、再開後の患者減に対する不安が大きい。「医療機器の無償貸与などの制度があれば」との意見も。
避難所で、「入れ歯に歯垢がたまり、痛くなった。そういうのを削ってもらうだけでもお願いできたら」との要望あり。(保団連:里村)

[主な訪問結果(石巻市)]
■Y産婦人科
当日は職員と患者を帰し、戸締りをして出ようとした時には腰まで水が来ていた。隣のアパートの2階に上がり、雪が降る中、外の階段で一晩を過ごした。4~5日前に電話や電気、水道が通り、やっと診療所内の泥がなくなった。看護師も避難所から通っている状態なので、午前中開けるだけで精いっぱい。
■N歯科
再開のめど立たず。途中で患者さんが訪れ、「先生、いつから開くの?」。
■K内科皮膚科
4月中旬に再開予定。当日は首付近まで水につかり、機械類は全滅。
■M眼科
仮診療所を開設。機械類全滅。室外機全滅。再開するのにいくらかかるのか、再開したとしても患者激減は目に見えている。なにしろ仕事がない。自宅は6キロ先だが、そこまで水につかったから、その付近の田畑はしばらく無理だろう。とにかく泥を出そうと必至でここまで来たが、ここからが大変だ。
■S歯科
水は上がらず、地震で現像機が倒れて現像液がこぼれた。こうして回っているのですか。ほかは大変だったでしょう。
■H産婦人科
床上浸水で診療所は全壊状態。無人であったため報告書をポストに入れてきた。
■K産婦人科医院診療所、自宅ともに床上浸水。機器がほとんど水に浸かってしまったため、診療再開のめどがたっていない。電話、FAXも不通。ガスも5月にならないと復旧しない。
石巻市内は産科不足が深刻になる可能性が高い。地域以外の先生方からの応援体制をつくってもらいたい。
■M森消化器内科外科
1階まで浸水。機器はすべて水に浸かってしまった。
現在は時間を短縮して診療しているが、11日からは通常時間で診療する予定。機器などは復旧していないが最低限の機器で診療していくつもり。
■T歯科医院床上浸水で、機器もすべて使用不可になった。
復旧までは2ヶ月くらいはかかるのではないか。
歯科医師会はなかなか動いてくれない。保険医協会はこうやって来てくれるので非常に頼りにしている。今後もサポートをお願いしたい。